Vol.6 - 結婚が決まったらどうすればいいの?
このコーナーも6回を迎え、あっという間に最終回です。
今回も実際にあった事例を紹介し、更に「結婚が決まったら何をすれば良いか」を
簡単にまとめてお伝えしたいと思います。
同会場でAさん列席者60人、 Bさん80人の挙式。金額が同じ!?
挙式についてのこだわりが特になかったお二人。
ただ、お二人とも県外出身の為、親族の移動距離が大変であるが為に、
「立地のいい所」というのが唯一の条件でした。
とりあえずブライダルカウンターへ行かれ、立地の良い会場を紹介され、
見に行くとアクセスよし、雰囲気もいい。という事で決めようとしたものの、
出された見積は大幅に「予算オーバー」。
困りはてた新郎が相談したのは、以前参加して、「いいなぁ」と思い、
一番印象に残っている挙式をあげた友人。
「それなら」とうちを紹介されて来たのでした。
話を伺い、見積を見ると「うゎ、たかっ!!」。
先日うちがプランニングしたカップルより列席者が20人も少ないのに、金額が変わらない。
しかもサービス内容はうちのが断然良かった。
カウンターから紹介され、お二人が会場に直接行った場合と、
うちが会場に交渉した見積を比べてみると…。
我ながら「いい仕事してますねぇ」と思ってしまいます(笑)
それはさておき、「絶対にここで挙式を」、という希望ではなかったので、1から見直す事を提案しました。
立地がよく、予算に合わせた1.ホテル 2.ハウス 3.レストランを見に行く事に。
結果、3のレストランに決まりました。
そこは、新郎の友人が挙式をした所。
実際に参加している事で雰囲気も分かってるし、料理がとても美味しかったそう。
お二人の「条件」を満たし、予算を超える心配もなくなり、来年5月の挙式に向けて準備に取り掛かっています。
挙式が決まったら、 まず何をすれば良いか。
最後に「基本の基本」を簡単に紹介したいと思います。
1.「イメージ」や「やりたい事」を 、漠然とでいいから書き出す。
どういう式をしたい?」そう尋ねると必ず、『アットホームな挙式』とおっしゃいます。
「具体的には?」『うーん…』。
明確にプランを持っている方が少ないのが現実です。
それらが可能・不可能は別として、まずは書き出して行く事がポイントです。
もちろん、招待をしようとしているゲストの顔ぶれも書き出す事。
そうすると選ぶ会場や演出内容も変わると思います。
2.情報収集で現状を把握
雑誌・インターネット・ブライダルカウンター・挙式経験者…
あらゆる方法で会場、ドレス、料理、演出などブライダルに関わる一切について知識を入れる事。
後で「失敗した! 本当はこうしたかったのに!!」と後悔しない為にも情報収集は不可欠です。しかし得た情報を鵜呑みにするのではなく、あくまでも収集です。
3.良いアドバイザー・ プランナーを選ぶ
アドバイザーは、分からない事など聞けば教えてくれます。
ただし、挙式にまつわる交渉等はあまりありません。(持ち込み交渉くらいはしてくれますが)
プランナーはアドバイス+提案ができ、忙しい二人に代わって足を運び動いてくれます。
勿論、挙式にまつわる交渉などの一切を行なってくれます。相性もありますので
「話を聞いてくれて、それを理解し、質問に対して納得が出来る答え」を出してくれる方を探しましょう。
この3点さえ押さえれば、
後はプランナーがナビゲートしてくれますので、安心です。
主役のお二人は勿論、二人を祝福すべく、列席頂いた方々も楽しみ、喜んで頂ける結婚式。
「おもてなし」の気持ちさえあれば、例え予算が限られていたとしても、素晴らしい結婚式が挙げられると私は信じています。そして、真のプランナーであれば、それを実現させるすべを必ず持っているはずです。
人生最大のイベントの一つであり、一生の思い出として残る結婚式。もっともっとこだわって、参加者全員の心に残る「お二人だけ」の「結婚式」を実現して下さいね。