*にーにゃ読者の皆様お久しぶりです、ヴィヴォ ラシータの林です。連載終了から2年も経っているので、「初めまして」の読者様も多いかと思います。
先日久しぶりに*にーにゃの編集長に会いに行き、連載終了後も相談にみえた読者さん達のウエディングエピソードなんかを話していたら大いに盛り上がる事数時間。「また誌面で再開しよう! !」と今回に至りました(笑)。
セカンドステージも前回同様、「同業からのクレームが何だ!大切なのはお客様だ! !」という事で(編集長、また迷惑かけるかも。ごめんね?)様々書きまくるつもりです。
あなたの”いつかのその時“
に、私の話が少しでもお役に立てたとしたら、これ程嬉しい事はありません。
実例を紹介する前に『”自分達らしい結婚式“を成功させる為に知っておきたい重要事項』を、復習の意味も兼ねてまとめました。
●新婦の相談やトラブルでダントツなのは「プランニング」がらみであり、「プランニングが出来る」といいながら、会場や付帯商品の紹介しかしない肩書きだけの「エセ・Wプランナー」が多く存在している為、注意が必要。
●「プランニングやプロデュース料は一切無料!」と言いながら会場の料理代や会場費・ドレスの価格に料金を上乗せしている場合が殆どである。
●「Wプランナー」とは進行の内容やコーディネートのアドバイス+提案ができ、また忙しい二人の代わりに様々な交渉等の一切を行い、動いてくれて当日は現場の仕切り&プロデュースをしてくれる人を指す。(「式場・衣裳・その他付帯商品の紹介」だけしかしない人はアドバイザーである)
●多くの挙式、披露宴の「見積」は最低ラインでしか出ていない為、そこから必ず金額は上がると考えるべき。
●貯金が少なくても、最低自分達の贅沢品(衣裳代・ヘアメイク代・ビデオなど自分達が満足する商品)を頑張って用意出来れば、後は不足分を御祝儀でまかなえる。(少なくともうちでの目安です)要するにすべてご祝儀でまかなえた場合はありがたいと思うべきである!
●結婚式に明確なプランがなくても、まずはイメージ・やりたい事を漠然でいいので書き出す。
●あらゆる情報を収集する事(但し、得た情報を鵜呑みにするのではなく、あくまで収集)
●良いアドバイザー、プランナーを選べば、後はナビゲートしてくれるので安心。(これらの具体的内容を知りたい方は、vivolacita.comでバックナンバーを読んで下さい)
思い出して頂けましたでしょうか?これらを念頭に置いて、早速実際の話を交えてお話したいと思います。
■その1・結婚式の見積
「プロデュース料無料!」の会社の見積より、「プロデュース料10万円」の会社の見積の方が安かった。
先日いらしたお客様。「知人の紹介」という事で、うちへ相談に見えました。その方は、「プロデュース料無料」とうたっている別のウエディングプロデュース会社(仮にB社としましょう)で出して貰った見積をお持ちでした。
比較する為に「会場・人数・料理」等全て同じ内容で値引き等せずに通常通り見積を作成すると…何とうちの見積の方が安かった。(基本的に会場費は必要ないのに…)そこは「安く結婚式が出来る」をキャッチフレーズにしている会社だっただけに、その差額を見たお客様は「なんで安くで出来るって言う所より安くなるんですか?」と私に激怒した。(笑)ほぼ同じ内容でこの差。思わずB社見積のワンランク上の料理で再見積を出してみる。…それでもうちが25万も安い。更にプロデュース料を追加してみる。
…やはり「お金が無くても結婚式が出来る」という会社より、うちの見積が安かった(苦笑)。(次号に続く)
文責 ヴィヴォラシータ 代表
ウエディングプランナー 林 嘉津美
ブライダルについての素朴な疑問・具体的な相談お待ちしております。
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