福岡でのオリジナル結婚式・ウエディング

■その2・結婚式の見積-2 〜〜 前回のあらすじ 〜〜
結婚式を挙げる予定のCさん。「プロデュース料無料！」とうたっているB会社で「結婚式場での挙式見積」を出してもらう。
　その後、ヴィヴォラシータへ相談したCさん。ここでもB社と全く同じ条件で見積を取る。ただし、ヴィヴォはプロデュース料が必要な為、その分10万円を加算。
その結果、ヴィヴォが「プロデュース料無料！」のB社より、ン十万も安かった。それを見たCさんは「…何で"安く挙式が出来る"って言う所よりプロデュース料入れてもこんなに安くなるんですか!?」と林女史に激怒した。

　はっきり言ってこれは「希にある珍しい出来事」ではありません。逆に「良くある事」といった方がいいかも。別にうちがB社の見積を見て、仕 事が欲しくてその金額より無理して下げて出したと言う訳では決してありません。通常通りお出しした見積です。
　結局、なぜこの様な事が起こるかというと、前回書いた●「プランニングやプロデュース料は一切無料！」と言いながら会場の料理代や会場費・ドレス・の価格に料金を上乗せしている場合が殆どである。の結果なのです。もっと言うと、この時のB社の見積書を見せて頂きましたが、プロデュース料を様々なものに乗せているだけではなく、基本的に必要ないはずの会場費や控室料等の料金が入っていた。すなわち、上乗せされていました。
　別に上乗せする事を否定はしません。それがその会社の料金体系であり、考え方であるならば。
ただ、これはB社だけがやっている事ではなく、殆どのプロデュース会社が行っている事と言っても過言ではありません。これが「プロデュース料、無料」のカラクリなのです。

　消費者側となる「お二人」にあらゆる情報を収集して下さい。（但し、得た情報を鵜呑みにするのではなく、あくまで収集）会場主催のブライダルフェアがあるなら是非に顔を出し、会場が作っている挙式パンフレット等も入手し、料金を確認してみて下さい、と口を酸っぱくして言っているのはその為なんです。恐らく、Cさんが見積をとった結婚式場のパンフレットを入手し、しっかり見ていたら「あれ？どうして式場が設定しているDの料金より、B社見積のDが高いのかしら？内容やグレードが違うのかしら？」と思う所が多々出てくるはずです。
　結婚式の魔力なのか、会場やドレス、花や引出物…様々決めていくと 不思議な事に皆さんいつの間にか金銭感覚が麻痺してきます。様々なものにお金が掛かってくるし、勧められるもの・言われるもの全てが「そうなんだ、それが当たり前なんだ」という受け身の考えや疑問を持たずにいるとまさに「鴨がネギしょって」です。とんでもない金額になるし、決して満足いく結婚式は挙げられないと私は思います。

　冷静に、落ち着いて考えて下さい。150〜400万という大金を、たった2時間30分で使うのです。せっかく使うのなら、もっと内容にこだわるべきだし自分達らしさを出すべきと思います。（何も大騒ぎしたり、派手な演出、驚く様な事をするのが「オリジナルウエディング」ではありませんし、それらをする為に「ウエディングプロデュース」が必要という訳でも、ありません。
　自分達らしい結婚式ってどんなものだろう…どうしたらゲストに喜んでもらえるだろう？そのひとつ一つが自分達のオリジナルウエディングとなるのです。会場のひな形に乗って行うものが常識的な結婚式ではありません（予算が沢山あって、特に自分達の思いもなく、会場のひな形に乗った式で良い、という方は別ですが）。
　わざわざ着飾って、日時も空け、お金を包み、お祝いしてくれるゲストに対して「来て良かった！」と思ってもらえ、ご自分達の一生の思い出となる、素敵な結婚式を挙げて貰いたいと切に思います。

文責 ヴィヴォラシータ 代表
　　 ウエディングプランナー 林 嘉津美

○ 誌面で書けない結婚式にまつわる「あんな事、こんな事…」。ブログ版「結婚式の裏側」、10日に1回更新中！yahooで「ヴィヴォ裏」検索を。スポンサーサイトからGo!

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　式場を決める前の「相談」が、”ウエディング勝ち組“への第一歩。何でも相談してください。ベストなアドバイスと提案をします。
　お茶を飲みに行く、気軽な気持ちでどうぞ。もちろん相談は無料です。（要予約）