*にーにゃ読者の皆様お久しぶりです、ウエディングプロデュース会社vivo la citaの林です。
2005年に6回読み切りで連載開始し、想像以上に好評頂き、2007年に「リターンズ」として連載再開しましたが、本業のウエディングでちょっと大きなプロジェクトに関わる事となり、暫く休載させてもらいました。
休載中も嬉しい事に「以前 *にーにゃの連載を読んでいたのですが、相談に伺ってもいいですか?」「木曜日の無料相談会は、まだ行っていますか?」と、毎月必ず数組の読者様からご連絡があり、事務所に足を運んで頂いてました。皆さん、過去の連載分をちゃんと切り抜いてとっておいて下さったり、保存して下さってたり。「読んでいた当時は全く(結婚の)予定も無かったのですが、自分が結婚する時には必ず相談しようと思って持っていました」と言って下さる時は、本当に嬉しかったです。皆さん、本当に有り難うございます。(最近一番驚いたのは、新郎のお父様【50代】から「ニャーニャを見よったっちゃけど、息子達ば連れて行くけん!」とご相談の予約を頂き、新郎新婦とお父様・お母様4人でいらして「ここに頼んどったら安心やけん!」と来て下さった事。新郎新婦はうちの事を一切ご存じでなかったので、最初は何が何だか?という感じでしたが、無事ご予算内で素敵な式を終えられました。*にーにゃの読者層の広さに驚かされました)
このコーナーも今回で「シーズンV」を迎える事となりますが、今迄同様、「同業からのクレームが何だ!大切なのはお客様だ!!」という事でウエディングに関する様々なお話や情報の裏から表迄も、発信して参りたいと思っています。
とはいえ、昨年11月の休載より1年も経っているので、「初めまして」の読者様も少なくないと思います。
ですので復習も兼ねて『"自分達らしい結婚式"を成功させる為に知っておきたい重要事項』から、紹介したいと思っています。
今から来年の挙式を考える方も、まだご予定がない方にも。あなた自身は勿論、あなたの周りの方の"いつかのその時"に、私の話が少しでもお役に立てたとしたら、これ程嬉しい事はありません。
『"自分達らしい結婚式"を成功させる為に知っておきたい重要事項』
●新婦の相談やトラブルで圧倒的なのは「プランニング」がらみである
…「プランニングが出来る」といいながら、会場や付帯商品の紹介しかしないのは「アドバイザー」。肩書きだけの「エセ・Wプランナー」が非常に多い為、注意。
●本当の「Wプランナー」とは
進行の内容やコーディネートのアドバイス+提案が出来、また忙しい二人の代わりに様々な交渉等の一切を行い、動いてくれて当日は現場の仕切り&プロデュースをしてくれる人を指す。
●「プランニングやプロデュー ス料は一切無料」のカラクリ
一切無料と銘打っていても、料理代や会場費・ドレスの価格に料金を上乗せしている場合が殆ど。
●最初に出される「見積書」通 りにはなりません
多くの挙式、披露宴の「見積」は最低ラインでしか出ていない為、そこから必ず金額は上がると考えるべき。
●貯金が少なくても、結婚式 は出来ます。が …
最低自分達の贅沢品(衣裳代・ヘアメイク代・ビデオ等自分達が満足する商品)を頑張って用意出来れば、後は不足分を御祝儀でまかなえる。(少なくともうちでの目安です)要するに全てご祝儀でまかなえた場合は来賓に感謝し、有難いと思うべき!
●可能・不可能は別として、 書き出してみる
結婚式に明確なプランがなくても、まずはイメージ・やりたい事を漠然で良いので書き出す。
●方々にアンテナを張り、 情報収集
ありとあらゆる情報を収集する事。但し、得た情報を鵜呑みにするのは危険な為、あくまで収集。
●信頼出来るスタッフに出 逢う
良いアドバイザー、プランナーを選べば、後はナビゲートしてくれるので安心。相性も勿論大切です。 納得出来る会社、担当に巡り会える迄、諦めない事も必要!
これらを念頭に置いて、早速次号からは実際の話を交えながらお伝えしたいと思います。
文責 ヴィヴォラシータ 代表
ウエディングプランナー 林 嘉津美