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「その日は空いていません」と言われた日は、「空いている!?」。
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挙式空き日の裏話…

「内々だけで簡単に挙式を行いたい」というご相談を受けました。
挙式もご披露ご挨拶程度でいいとの事。また、来賓親族が高齢の方が多い為、利便性がよい場所、人数は40人と少ないですが、「ホテル」を希望。もちろん料理が絶対美味しい所をというご希望でしたので、あるホテルのレストランをご提案すると、即下見が決まりました。
ホテルに予約を入れ、訪問。担当はホテルの「お偉い」方が出てきました。
早速予約希望日を伝え、空き状況を調べて貰うのですが、『何日なら空いてます。この日は空いてなくて、この日なら宴会場が空いてる。この日は…』結果、希望日全てダメ、しかし宴会場なら空いている、との事。では改めます、と一旦出る事に。
「空いてないですね。」
『…こちらで少し待ってて下さい。その前に確認しますが、○日か○日が空いてたら日程押さえる、でいいんですよね?』
「?。…はい。」
今度は直接レストランに向い、再び空き日の確認をしました。すると「○日は空いてませんが、○日でしたら空いてます。」(…やっぱり。)
『○日、その日で決めます』と、お二人の希望日を押さえる事が出来ました。
新婦に希望日を押さえた旨を伝えると新婦「え?さっき(ホテルで)空いてないって…?」
林『あいとーとって』
新婦「空けるんですか?」
林『あいとーとって』
新婦「無理に空けた??」
林『いや、あいとーとって(笑)』
しばらく新婦と漫才の様なやりとりをしていました(笑)。

素人には決して出来ない、駆け引き

どういう事かというと、まず挙式予定より随分早い時期に下見に行ってるにも関わらず、「全希望日予約済み。でも他なら空いている」というのが疑問でした。
なので、ホテルではなく直接レストランに何事もなかったかの様に聞いてみると「空いてます」。しかもその時、レストランの予約表を横目でみると「予約表真っ白」(苦笑)。
同じホテル(レストラン)なのになぜ「空いてない」と言ったかというと、「(この挙式を)レストラン部の売上げではなく、婚礼・宴会部の売上げにしたい」為。
「そんなの内部的問題じゃない!」 そう。新郎新婦には何の関係もありませんが、ホテルの人間はそこが重要なんです。
それぞれの事業部に、売上げという大きなノルマがありますから。
また、下見に来た新郎新婦の見積競合ホテルがわかった途端、「空いてない」と言っていた場所が突然空いたり何て事もあります。この様な裏事情や駆け引きは、他にも沢山あります。
勿論、日にちが空いてないという回答の、全部が全部とは言いませんし、全てのホテルがこうだともいいません。でもこれは正直一般の人、素人には決して分からないし、駆け引きするのも無理です。私達プロだからこそ分かり、交渉出来る部分です。

又、挙式に「プロデュース会社が入る」と分かると、いいお日にちを会場が空けない、というのもあります。(勿論、私達ヴィヴォラシータはそんな事されませんが。)
この話は、また次々月、9月に…(ニヤリ)。

文責 ヴィヴォラシータ 代表
   ウエディングプランナー 林 嘉津美
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