福岡でのオリジナル結婚式・ウエディング

今回は神社挙式とこだわりの披露宴をされたお客様のお話を。

「会場と挙式日は自分達で決めた所があります。そこのプロデュース(以下PD)」をお願いする会社を探しています。既に、2軒は話を聞いてきました。」そういって、お二人揃ってご相談にいらっしゃいました。
（他2社と比べられる何て「大歓迎！」むしろ比べて頂いた方が、ヴィヴォラシータのこだわりや良さが分かりますから！）と、どんな質問をされるのかワクワクしていました。質問内容は後程紹介するとして、お二人が希望されていた条件を先に紹介します。

・挙式は神社、料理が美味しい所。100名強集客できる会場。
やりたい事が明確なので、自分たちで情報を集め、色々な会場に足を運び、決められたのでした。

お二人は、会場の方に「私達の披露宴は、どんな風になるのでしょうか」と聞くと、『私達は料理をきちんと出します。ただ、ブライダルというものに関して”プロ”が揃っているわけではないので、いつものやり方をします。(PD会社を)手配する事もできます。手配する事は出来るけれど、｢どういうものが出来ますか？｣と言われると、何も出来ません。』という返答だったのだそう。…正直な答えだと思います。

「じゃあPD会社を入れようと思います。」とその会場からA(仮)というPD会社を紹介され、｢他の所も話を聞いて決めよう｣と探され、B社と私達の3社に絞られたのでした。
参考迄に、衣装についての質問と(新婦に聞いた)三社の回答えを一部紹介します。(笑)

新婦/私はこういう衣装を着たいのですが、御社はどこの衣装屋さんを使うのでしょうか？ただ、希望は持ち込みしたいのですが。
●A社/提携店のJから衣装を借りて下さい。
●B社/衣装もそうですが、会場の支払い(料飲代)も(うちで)済ませて下さい。
●VIVO/持ち込み、いいじゃないですか。気に入るのがないなら作ってもいいじゃないですか。オーダーレンタルもあるし、金額もそんなに変わりませんよ。

新婦/もしも、全ての物を持ち込んだ場合も、PDはして頂けますか？
●A社/出来れば持ち込みは避けて頂きたいです。
●B社/(この質問の前に選択肢から消えたので聞いていない)
●VIVO/PDをさせて頂く場合に、出来れば司会者は弊社に頼んで頂ければ有り難いです。
付帯商品に関しては、当日に影響が無ければいいと思います。

…と質問も具体的です。
しかも、(PDする会社によって)様々制限・制約があるという事実を2軒回られた事で身を持って経験された為に、質問内容が違います。(苦笑)。
お二人が気になっていたであろう、あらゆる質問全てお答えし、スッキリされたご様子でお二人は事務所を後にされました。

そして後日、｢PDをお願いします｣とご依頼のご連絡を頂けました。
お二人が直接交渉し、決めた会場も通常であるなら政財界人しか入れない老舗の料亭。ホテルで披露宴をするより、来賓も間違いなく喜ばれる所！来賓の事を第一に考え、お持てなしの心を大事にされているお二人らしい、選択だと思いました。
注意点ですが、ご自身達で決めた会場の場合、会場に関わる様々な交渉は、ご自身達でして頂かねばなりません。
分からない事や対処の仕方が分からない場合、勿論具体的にアドバイスはします。それでも駄目な場合、最終段階で私達が交渉に入ります。

何故最初から会場に直接交渉しないかというと、会場を案内したのが、弊社であれば「うちのお客様」、自分達で決めたのであれば「うちのお客様ではない」為。
実はご自分達で決めた場合、交渉が困難なのです。それだけでなく、会場側としても誰と話をするべきか分からなくなる為、問題が発生しやすくなります。
この新郎新婦の場合、会場に「このPD会社に決めたので、打ち合わせ等はPD会社として行きます。」と明確にしていてくれた為、料理と飲物以外は私と会場担当者との打ち合わせとなり、大変スムーズでした。
今年、挙式・披露宴を無事終えましたが、会場が一体となり、心温まる素敵な披露宴で、私達にとっても思い出深いPDの一つとなりました。
PDをさせて頂く場合、新郎新婦と私達の信頼関係も築けないと、いい結婚式はつくれません。

文責 ヴィヴォラシータ 代表
　　 ウエディングプランナー 林 嘉津美