知っているのと知らないのでは、ン十万の差!?シーズン」・番外編
ヴィヴォラシータ代表 林 × *にーにゃ編集長 jeek 対談
編/最近の「ご相談」や「新郎新婦」に、傾向や共通点等ありますか?
林/webからうちに辿りつく方が増えました。あと「プロデュース」そして「料金」について理解した上で来店される方が増えたかな。
*にーにゃへ連載を始めた6年前は「プロデュースって?」「料金が掛かるんですか!?」という方が殆どでしたから。
世の中も「プロデュース料無料!」というフレーズが流行ってましたしね。
編/やっと「プランニング・プロデュース料一切無料」のカラクリや、紹介料の戻りが高い会場を優先的に紹介し、会場や業者に対して交渉もしてくれず、ドレスや引出物等の紹介しか「ブライダルカウンター」は出来ない、という事に気付く人が増えたという事ですよね。
林/そうですね。まだまだですけど6年前から私達が誌面で訴えてきた事が、少ーしずつだけど認識されて来た、かな。
編/ちなみに、ヴィヴォへ相談に来る方々は、どういうきっかけというか、経緯で来店される方が多いんですか?
林/んー会場自分達で決めて、担当と色々進めていくうちに「あれ?こう言われたけど…これが普通なの?」「契約した時の話と違う事が多いけどどうしたら…」等の疑問でネットで調べてうちに辿り着いたり、カウンターに相談に行って希望する会場や予算を伝えたのに全く見当違いの所を紹介され、見積も遙かにオーバーして悩む中、「そういえば*にーにゃに載ってた…」でこられたり。
*にーにゃ読んでた人がwebを見て、そして相談の予約、というのが多いですね。
編/えっ!?記事読んでてヴィヴォの事知ってるのに、先に自分達で会場決めて、何かあってから思い出して来るんですか?えー??最初から直接相談には来ないんですか??
しかもカウンターにも行くんです?ちょっとそれは衝撃ですよ!何で??
林/何で。何でかは、分かりませんが…。
担当に不審や不安を覚えた時に初めてうちを思い出される事が多いみたい。
編/(呆然…)ちなみにヴィヴォに相談来る方の、何割位の方がカウンター行かれてる感じですか?
林/そーね…。感覚的に6割位かな。
編/えー???ショックです…。あんだけ書いてたのに・・・。
(読んでない方は、*にーにゃweb、"知ってるのと〜"のバックナンバーをチェック!)伝わってないのかな。
それとも連載当初のだから、今の読者様、カウンターのカラクリすら知らない人が多いのかな…。私なんかCM見る度イラッと来るんですけど。
林/以前書いた記事を知らないっていうのはあるでしょうね。
6年も前だし。
カウンターは、特に挙式にこだわりがない人だったり、そうでない人も相談に行くだけならいいと思う。
色々知ってた方が勉強になるし。むしろ行った方達がその後うちに来ると私達はすごく楽。違いとか良さを比べて貰えるけん。
編/自分達がしたい挙式イメージがある方がカウンター行って、その後ヴィヴォに縁があった方はまだいいですよね。
問題はそうで無かった方達。良心的でないプロデュース・ブライダル関連会社やエセ・ウエディングプランナーに泣かされたカップルもいた事でしょう…。
林/「結婚」は多くの人が初めての事なので、分からない事が多いのが当然。
でもそれに付け込む業者も少なくないので、出来る限り様々なブライダル会社に足を運んだり、実際に式を挙げた親戚や友人そしてネット等、あらゆる手段を使って情報収集を行うべき。
結婚式に限らず、何か大きな事を動かす場合はその道のプロである人が持つ経験値や知識が必須であり、経験が多く知識が深い程、心強く頼りになる人である事は言う迄もない訳で。
良心的でない業者のカモにされない為にも、新郎新婦が賢くないといけんよね。
編/私からすると、「結婚が決まったら、何はともあれ"ヴィヴォラシータ"」だけどな。
「おふたりの喜びと幸せをカタチに。一生の思い出を作る、ヴィヴォラシータ」。
キャッチにしては長いかな。
林/いいですねぇ!
編/えーではでここで一句。
"トラブルが 起きて初めて 花嫁が 泣いて駆け込む ヴィヴォラシータ"我ながら当を得た一句!!
しかし一体いつになったらブライダルでのトラブルが無くなるんですかね。
林/無くなる事はないでしょうね。業界全体の意識が変わらない限り、(トラブルが)減りもしないでしょうから。
だからこそ読者の方はトラブルに会わず、いい結婚式をして頂きたいものです。