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プロデュースを入れると、何が変わる? |
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ここ数年、ご相談にいらした方から必ずといっていい程聞かれる事なので、今回はこの話しを。
その前に、一般的に「プロデュース」に対して多くの方が持つイメージは
1.「ゲームや余興が多く入り、大騒ぎで盛り上がる=下品になる」
2.「奇抜で変わった事をする」
の2つですが、決してそうではありません。
逆にイメージなさ過ぎる為に、断片的な結婚情報誌の写真等を見て、そう思ってしまうのかもしれません
先日のご相談例ですが、大企業にお勤めの新郎。会社の仲間は皆体育会系。その先輩・後輩そして仕事関係の方も自分達の為に来てくれる。それなら「皆が楽しいと思ってくれる結婚式・披露宴がしたい!」でもそれをするにはどうすればいいのか。(ホテルでそれが出来るのか?)しかし彼女からは『体育会系のノリは絶対に嫌。普通に大人しくして欲しい』と言われている。「来賓を楽しませたい。でも彼女の意向もある」。双方を叶えるには、どういう風にすればいいのか分からないので、色々探す中、うちへ辿り着かれたそう。
こういった場合、彼女に会って話しを聞くとやはり「プロデュースを入れると派手」になると勘違いされており、「騒ぐ事=楽しい事ではなく、プロデュースを入れるという事は、お二人の来賓への思いやりをベースに自分達らしい式の進行、一つひとつに意味のある演出を入れ、2人だけの結婚式を行う事であり、私達はそれに起承転結をつけ、進行をご提案するのが仕事なのですよ、」と誤解を解けば安心し、納得されます。
"誰の結婚式に参加しても、全て一緒。ただ、新郎新婦と来賓が入れ替わっているだけ。
歓談・来賓の歌・友人代表のスピーチ…歌、どうして入れるの?友人代表スピーチ、入れなきゃいけないの?手紙朗読は絶対最後なの?どうして新婦だけ?新郎は手紙、書かないの?etc."
今迄見てきた、知っている結婚式でいいと思う方は勿論それでいい。そうではなく、結婚式をしたいけど、全てお決まり通りの結婚式には疑問がある。何となくでも、今の結婚式ってどうなんだろう?と思っている人。そして披露宴に思い入れがある人には、むしろプロデュースは不可欠なものです。
文責 ヴィヴォラシータ 代表
ウエディングプランナー 林 嘉津美
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