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会場から出る"最初の見積金額内"で収まる事は、まずない! |
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「絶対」と言ってもいい。
会場から出る"最初の見積金額内"で収まる事は、まずない!
ここ最近「(会場を)レストランで考えていたけど、有名ホテルの婚礼フェアで"見積金額合わせますよ"と言われ、悩んでいるので見積を見て欲しい」と、来年挙式を考えている方々からのご相談が増えています。
今回は「最初に出た見積」について、復習も兼ねてお話をしたいと思います。
最近、「ホテル挙式」の値崩れが酷くなっています。その理由の一つは、婚礼数は変わらないのに、婚礼会場が増えている事。要は競争が激しくなっているんですね。
「それで価格が安くなるなら、挙式をする側にとっては嬉しい事」と思うかもしれませんが、決してそうではありません。どちらかというと、「内容がより不透明さを増した」と私は感じています。
ホテル側は、今迄ターゲットとしていなかった「低予算のレストラン挙式を希望している層」を取り込む為に、"金額は合わせますよ。ホテルの方が何かと安心ですよ"と新郎新婦に囁き、見事契約迄持っていきます。
契約さえしたら、後は簡単です。
「この内容には、お二人が希望する○○は入っていません、プラス幾らで出来ますよ、今のお料理はこれですが、品数を増やされたい場合は…」と結局どんどん加算されて行き、最終的にプラス何十万と加算される訳です。
でも、落ち着いて考えてみて下さい。
片や従業員10人程度の「ローカルレストラン」と、婚礼の従業員を何十人も抱える「ホテル」。
人件費を始め、ひと月に掛かる経費やコストは比べ物になりません。
それが「同じ金額・レベルの挙式」をやるならば後者は大赤字、運営出来る筈がありません。
昔から何度も言ってますが、「殆どの会場が出す"最初の見積"は、内容が不透明。まず最低ランクの内容であり、含まれていない物も多々」あります。
見積金額だけに目を囚われず、「これには何が含まれているのか」を細かに確認する事が大事です。
「今日決めて頂いたら、○○や○○もサービスしますよ」等の言葉にも、決して乗せられてはいけません。
その場で決めてしまった事で後々悔やんだり嫌な思いをするのは、新郎新婦なのですから。
文責 ヴィヴォラシータ 代表
ウエディングプランナー 林 嘉津美
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