ウエディングケーキの豆知識
現在の型に一番近いウエディングケーキはシュガーケーキで
18世紀イギリスのビクトリア女王ご成婚のときに登場したのが最初だといわれています。
シュガーケーキとは
フルーツケーキにシュガーペーストでデコレーションしたもので、保存性が高いケーキなのですが、日本の風土には常温での保存には適してないように思います。シュガーケーキ3段重ねの1段目は披露宴に出席したお客様に、2段目は出席できなかったお客様に贈り、3段目は最初の結婚記念日まで取っておくのがならわしでした。
バブルの頃は、ウエディングケーキも大きさや高さを競いあっていたようですが、現在は質や味を重視したものへと変わってきたようです。
ケーキの種類としてはシュガーケーキ、スポンジや生クリームでできている生ケーキ(フレッシュケーキ) 、フランスに伝わる伝統的な形で、アメをかけた小さなシュークリームをタワーのように積み上げたクロカンブッシュなどがあります。
かつては「ふたりの初の共同作業」などともいわれた「ウエディングケーキカット」ですがその由来は、ギリシャ神話の一説によるもの。愛しあうふたりが将来を誓いあったとき、ひとつのパンを分かち合って永遠の愛を誓ったというものだそうです。
ちなみにケーキ入刀後に行われる事が多い「ファーストバイト」
新郎から新婦への一口は「一生食べさせてあげる」、新婦から新郎への一口は「一生おいしいものを作ってあげる」との意味があるそうです。